前回の記事「見た目より内面で勝負できる女が結果的に男に本気で愛される」でもご説明しましたが、男性には2つのタイプがあります。
・親密性の魅力がないと好きになれない男性
※情熱系・親密性の魅力については「男を夢中にさせる女の2つの魅力とは?」をご覧ください。
多くの女性が、若くて美しい女性なら100人中100人の男性を落とすことが出来ると思っています。
しかし、それは間違いです。
どんなに若くて美しい女性でも、落とせない男がいます。
それは、「親密性の魅力」がないと女性を好きになれない男性です。
男性は本能的に、女性を「見た目」で判断します。
そして、女性の「情熱系の魅力」に弱い男性は、美しく若い女性に出会っただけで「恋に落ちる」事ができます。
一方で、「情熱系の魅力」だけでは女性を好きになれない男性は、どんなに目の前に自分のタイプの女の子が居ても好きになる事はありません。
また、外見が良いなど「情熱系の魅力」に頼っているだけの女性というのは、確かに最初は不特定多数の男性にモテます。
しかし、「情熱系の魅力」だけで勝負する限り、「好きな男に一生愛され続ける」事は出来ません。
一方で、「情熱系の魅力」に弱い男性も、最終的には「親密性の魅力」がある女性に強く惹かれていきます。
「親密性の魅力」のある女性は、どんなタイプの男性でも惚れさせる事が出来るのです。
ここで、情熱系の魅力を持つ女性と親密性の魅力のある女性の話をしていきます。
美人でモテない女と、普通のモテる女の話
私の友人である、ナオコは、とても美人で「情熱系の魅力」がある女性です。
性格に問題はなく、「良い子」ですが、5年以上彼氏がおらず35歳独身で、いつも振られてしまいます。
もう一人の友人、ミキは失礼な話ですが、普通の容姿の持ち主で情熱系の魅力があるとは言えない女性です。
とは言え、毎回、男性に猛烈にアプローチされ、別れ話になった時には男性が彼女に「別れないで!」と泣きついてしまうほど、男性は彼女に夢中になります。
彼女は、彼氏が途切れた事がなく、35歳・既婚者です。
ナオコとミキは、中学からの同級生なので、若い頃はよく一緒に遊んだり合コンに行ったりしていました。
毎回、合コンの最初の時点では、ほとんどの男性が「ナオコ」目当てです。
しかし、合コンの終盤になると、ほとんどの男性の狙いは「ミキ」になります。
ナオコは、美人ですし性格も良いのですが、当たり障りのない話しかしないタイプの女性です。
一方で、ミキは、変に飾ることもせずに、「ありのままの自分」を出すタイプで、何より「相手への優しさ」を示すのが本当に上手なのです。
ある時、ミキは男女混合のバーベキューに行きました。
ミキは恋愛に疲れていたので、まるで「世話焼きおばちゃん」のようになっていました。
とは言え、そこでミキには気になる男性・あきお君と出会ったのです。
あきお君は、ミキのことを当初、「なんかいろいろ世話してくれるおばちゃんみたいな子」だと思っていました。
しかし、バーベキューで、あきお君は頭が痛くなってしまいました。
その時、すかさずミキはあきお君に、
「大丈夫?私、頭痛薬持ってるからちょっと待ってて!探してくるね。」
と優しく接してあげたのです。
しかし、実はミキは頭痛薬など持っていないのでした。
後から聞くと、これはミキの「男を落とす作戦」だったそうです。
あきお君は、飾らない自分をさらけ出すミキと、自分を心から心配してくれたミキの優しさにやられてしまい、「また会いたい!」と思ったそうです。
結果的に、2人はデートを重ねてお付き合いしました。
では、なぜ、あきお君は、特に「情熱系の魅力」を持っていないミキに興味を持ったのか?
それは、ミキが「ありのままの自分の魅力」と「本当の優しさ」を「会話」によって正しく伝える事が出来たからです。
ミキの場合は極端な例ですが、「親密性の魅力」を極めれば、初めて会った男性でも、どんなタイプの男性であっても、「彼女をもっと知りたい!」と思わせる事が出来るのです。
ここで私たちが目指す「年齢・外見関係なく好きな男に一生愛される女」になるためには、
「親密性の魅力」を伝える「会話力」が重要です。
会話力については、人に好かれる会話術で詳しく説明されていますが、その前にチャプター2の「愛され女子の会話術」をご覧になると、理解力が深まります。
そしてその会話力を学ぶ前に、以下の記事で「男性心理」について学んでいきましょう。