お互い好きにも関わらず、別れなければいけない状況に立たされることもあります。
では、お互いに好きで別れた後の男性心理や関係性はどう変化していくのでしょうか?
そこで今回は「お互い好きなのに別れたその後の男性心理6つ」「別れる理由」「その後の関係性」「復縁するパターン」などについて心理学的な視点から解説していきます。
お互い好きなのに別れた経験のある男性の割合は約4割
当サイト(恋愛サイコ.)では、全国の20代〜50代の男性50名に「お互いに好きなのに別れた経験はありますか?」というアンケート調査を行いました。
その結果、44%の男性が「お互いに好きなのに別れた経験がある」と答えました。
お互いに好きなのに、別れなければいけない状況に陥ってしまう人は意外に多いんだね!
お互い好きなのに別れたその後の男性心理6つ
「お互い好きなのに別れた後の心理」について独自アンケートを行ったところ、TOP6は、上記のような結果となりました。
やはり、お互い気持ちがあるだけに「未練を残してしまう」という男性が多かったです。
ここからは、この結果を詳しく解説していきます。
1.未練を残す
お互いに好きなのに別れてしまうということは、本音では今後も関係を続けたかったということです。
心理学の世界には、「ツァイガルニク効果」という言葉があります。
つまり、お互いに別れたくなかったのに別れてしまった場合、その恋が完結せず中途半端に終わってしまうことを意味します。
そのため、「ツァイガルニク効果」が働き、相手に対して未練を残しやすいのです。
お互いに好きなのに別れた場合だけでなく、ツァイガルニク効果により、「失恋」した側の人のほうが、この心理現象により相手に未練を残しやすいと言われています。
2.忘れようと努力する
お互い好きなのに別れるには、何かしらの「理由」があり、復縁したくてもできないケースも少なくありません。
その結果、相手を忘れられるように努力するしかない状況に陥ってしまうのです。
実際、今回のアンケート調査でも、「忘れようと努力する」と答えた男性が2番目に多かったです。
3.きっぱり忘れる
ドラマや漫画では、好きな女性の為に別れを決意する男性の美談が描かれることが少なくありません。
しかし実際には相当な理由でもない限り、本気で好きな女性のことをそうそう手放そうとはしないのが男性です。
そのため、別れた時に確かに彼女のことを「嫌い」にはなってないものの、「付き合い続けるほどの好意がなくなっている」ケースも少なくありません。
別れた後に、男性が別れた事を後悔して復縁を迫ることもありますが、中には、既に彼女への気持ちが冷めているため、別れた後にきっぱり忘れて新しい恋をスタートさせる男性も意外に多いのです。
4.復縁を望む
1度は、お互いの幸せのために別れを決断した男性も時が経つにつれ気持ちに変化が起こることがあります。
特に男性というのは、好きな女性と別れて長い間会えない期間が続くと、本当の気持ちに気付いたり後悔することが少なくありません。
そのため、別れを決断した当初は、「別れたほうがいい」と頑なに思っていても、1、2ヶ月も経てば、その決意が揺らぐ可能性もあるのです。
その結果、復縁を望んだり、実際に元彼に復縁したいと申し出る男性も少なくありません。
会えない期間が続くと男性心理が変化することについては、以下の記事が参考になります。
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5.都合の良いだけ利用したい
別れてしばらく経つと、別れたことを実感して「寂しさ」を感じたり、男性の場合は特に「肉体的な欲求を満たしたい」などと思うものです。
そのため、別れた後に寂しさを感じたりすると、寂しさを解消するため、つい元カノに連絡をとってしまう男性も少なくありません。
特にお互いに未練があると分かっているならなおさら、心が弱った時などには特に相手を利用したいと思ってしまうものです。
6.関係を完全に切りたくはない
お互いに嫌いになって別れたわけでなければ、完全に関係を切るのではなく友達、せめて知人として関係を続けたいと思う男性もいます。
私の周りで別れても関係を続ける人は、別れた後も「別れていないカップル」のように頻繁に会い続ける人、1カ月程は距離を置いて「関係をリセット」してから友達に戻る人など、様々なケースがありました。
お互い好きなのに別れる理由7つ
1.遠距離恋愛になるから
お互いに好きなのに別れる理由の1つに「遠距離」があります。
実際、今回行ったアンケートでも就職や転勤などにより「遠距離になるから」という理由で別れたと答えた人が複数いました。
社会学者のホーマンズの「社会的交換理論」によれば、人間はなるべく低いコストで大きな報酬を得ようとする心理的傾向があります。
遠距離恋愛の場合、時間やお金などの「コスト」がかかります。
そのため、自分がかけたコスト以上の「報酬」を得られないと、遠距離恋愛を続ける意味を見出だせず破局を迎えてしまうことが少なくありません。
男性は意識的か無意識的にか、コストと報酬を計算し、遠距離恋愛を続けるまでの恋愛感情がないと判断して別れを決意しているケースもあるということです。
相手が卒業と同時に県外に就職することになった。(30代/Tさん)
彼女が故郷に帰ることになり、遠距離のため簡単には会えなくなってしまうから。(30代/Mさん)
2.関係が続けられない状況になる
例えば、どちらか一方が既婚者であったり、家庭のいざこざにパートナーが巻き込まれるなどのトラブルの可能性がある場合、どうしても別れを決断しなければならない場合もあります。
この場合、本当にお互いに好きだからこそ、「相手の幸せ」や「相手の身を守る」ことを理由に別れを決断するケースが少なくありません。
ただし、本当にあなたのことを好きであれば、その問題を解決した後に、再度、復縁を迫ってくることもあるでしょう。
入院期間が長くなりお互いの未来のために別れた。(20代/Pさん)
3.付き合っていても辛いだけの関係
お互いに好きであっても、どうしても喧嘩ばかりしてしまったり、家族の反対にあって辛いことが続いてしまうケースも少なくありません。
少し離れれば許せるものの、常に顔を合せている状況では、どうしても相手の行動や言動が許せないということも多いです。
この場合、お互いに好きではあるものの、現在の状態にどちらか、もしくは両方が「心身ともに疲れている」状態です。
ただし、お互いの気持ちが強い場合、1度離れるとお互いの大切さを実感し、また関係が復活するということも多いです。
4.実は一方の気持ちが冷めている
「お互い好きなのに別れたその後の男性心理3つ」の項目でも触れましたが、「お互いに好き」だと思っていても、実際にはどちらかの気持ちが冷めているケースも少なくありません。
特に男性というのは、それまで好きだった女性を「傷つけたくない」という気持ちが強いです。
そのため、別れを告げる場合でも「嫌いになったわけじゃない」などとワンクッションおいて別れを告げるため、女性側は、「好きなのに別れたんだ」と思うことも意外に多いのです。
しかし実際には、付き合い続けるほどの強い恋愛感情を抱き続けることが難しくなったという事が本音の場合もあります。
会うのが面倒になって、来てくれるのはいいが自分からは会いに行かなくなった。(50代/Kさん)
自分勝手な性格で、私に合いませんでした。(30代/Sさん)
5.お互いが別の方向を向いている
このように、2人があまりにも別の方向を向いている場合、別れざるを得ない状況になることも多いです。
お互いにやりたいことがあり、相手にかまう時間がなくなった。(20代/Wさん)
他にやりたい事があり、お互いに妨げになると感じた。(30代/Dさん)
6.結婚相手として考えられなかった
そして、その後、地元でお嬢様と結婚しています。
彼のように、恋人としては大好きで付き合っているけれど、結婚を考えた時に「好きだけど別れる」ことを選択する男性も多いです。
女性は、恋人の延長上に結婚があると考えていますが、男性は意外と恋人と結婚相手を別で考えているものなのです。
お互いの家庭の事情などを考えると、絶対に上手くいかないと分っていたから。2人で相談しながら決めた。(50代/Kさん)
7.既婚者との恋だった
どちらか、もしくは両方が既婚者で家庭を壊すつもりがない場合、状況によって「好きだけど別れざるを得ない状況」になってしまうことがあります。
例えば、奥さんに浮気がバレて「浮気相手と別れて」と迫られたり、子供の将来を考えて「このまま付き合い続けるべきではない」などと判断した場合です。
中には、家庭を壊してでも一緒になりたいと思うカップルもいますが、状況がそれを許さないケースもあります。
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お互い好きなのに別れたその後の関係性4つ
「お互いに好きなのに別れた相手とのその後の関係」についてアンケートを行った所、最も多かった答えが「完全に縁が切れた」でした。
※グラフでは、その他と答えた24名は省いています。
1.縁を切る
お互いに好きで別れた場合、会い続けてしまうと、なかなか相手を忘れることができません。
このため、お互いに相手を忘れるために、あえて縁を切って連絡を一切取らないカップルも存在します。
2.友達に戻る
恋人になる前に長い友人関係である場合には、別れた後に友達に戻るカップルも少なくありません。
それ意外でも、男性には「自分に好意的な女性を側に置いておきたい」という心理が強いため、友達として関係を続けようとする人もいます。
3.曖昧な関係を続ける
お互いに気持ちがある状態で別れてしまうと、どちらか一方の気持ちに揺らぎが出た時に連絡を取ってしまうことがあります。
多くの場合、寂しくなった時、お酒に酔った時に男性が女性に連絡してしまう事が多いですが、女性にも気持ちが残っている場合、それをきっかけに会うということを繰り返します。
この場合、体の関係を持ってしまうことも多く、曖昧な関係を続けてしまい結果的には女性側が「都合のいい女」状態になってしまうこともあります。
一方で、別れては曖昧な関係を続けて、また復縁し別れるなどと、「腐れ縁」的な関係になるカップルも少なくありません。
4.復縁する
お互いに気持ちが残っているままで別れた場合、その後、復縁する可能性もありますが、アンケートの結果では復縁したと答えた男性はわずか3.8%でした。
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お互い好きなのに別れた後に復縁するパターン3つ
1.別れた原因が解消する
男性は、別れを決意するまでに悩みに悩んだ上で結論を出します。
そのため、1度別れを決めたらその結論が覆ることはそうそうありません。
お互いに好きであっても、付き合い続けられない「原因」が解消しなければ、復縁はできないと頑固に考えている男性がほとんどです。
しかし、別れの原因となったものが解消した場合は、復縁の可能性が高くなります。
女性側が彼との復縁を望む場合、その「原因」を解消することが、もっとも重要です。
2.どうしてもお互い忘れられない
お互いに喧嘩ばかりなど、恋人関係の時に「しんどい」経験をしていても会えない期間が長くなると、嫌な事は忘れてしまうものです。
特に男性は、元カノを美化する傾向が強いので、別れてしばらく経つと嫌な事は忘れて、元カノに連絡してしまう男性は意外に多いものです。
それをきっかけに、お互いにどうしても忘れられない相手だと、復縁してしまうケースは少なくありません。
ただし、別れと復縁を繰り替えしてしまうカップルは、根本的な問題を解決しなければ、今後も安定した関係を続けることが難しくなります。
3.偶然の再会
お互い好きで別れてしまい、その後、音信不通になっていても偶然の再会で復縁するカップルも多いです。
別れて何年も経っており、お互いに恋人がいないなど、タイミングや状況が合えば復縁となるケースも少なくありません。
お互い好きだけど別れた元彼からの復縁したいのサイン3つ
1.何かと連絡を取ろうとする
男性は好きな人と会えない期間が長くなると、好きという感情が高まる傾向が強いです。
そのため、別れた後にあなたへの気持ちが強くなって、「やっぱり一緒にいたい」と思ってしまうこともあります。
すると、何かと理由をつけては、あなたに連絡を取ろうとしてくるものです。
2.どうにか会おうとする
あなたに直接、「会いたい」と言える男性もいますが、その言葉が素直に言えずに、第3者に協力を仰いだり、あなたが来そうな所に現れるなどの行動を取る男性も多いです。
この場合、あなたとの接点を増やして、復縁したいと考えている可能性があります。
3.別れの原因が解消されたことをアピール
別れた原因が男性側にあった場合、別れの原因が解消されたことをアピールしてくるなら、彼はあなたとの復縁を望んでいるかもしれません。
もちろん、「別れた原因が解消されたから、もう一度、俺とやり直して欲しい」と言える男性もいますが、男性側があなたを振った場合、自分が振った手前、プライドが邪魔をして自分からは復縁したいと言えないのです。
この場合、「もう2人の間に問題はない」と遠回しに伝えることで、あなたから復縁したいと言って欲しいと思っている可能性があります。
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お互い好きなのに別れた後に前を向く方法3つ
1.無理に忘れようとしない
人間は、「考えないようにしよう」と思えば思うほど、忘れられないという心理傾向があります。
お互い好きで別れてしまうと、辛さも倍増してしまい早く忘れたいと思うものですが、「早く忘れたい」と意識すればするほど忘れられなくなってしまうため、まずは、しっかりと泣いて悲しみ尽くすことです。
2.相手の顔が浮かんだら別の事を考える
「また、彼のこと考えてしまった」と自分を責めたり、無理に考えないようにすると逆に忘れられなくなりますが、彼の顔が浮かんだ時に「あ、私また彼のこと考えてたんだな」と、ただその事実を受け止め、「そういえば、今日の夜ご飯何食べよう?」など、別の考えに切り替えることを繰り返していくと、無理なく彼のことを忘れることができるようになります。
人間は、特定の人のことを考える時間が増えれば増えるほど、その人に執着してしまうので、彼のことを考えていたと気付いたら、意図的に別の考えに切り替えることで、彼のことを考える時間が徐々に減っていくのです。
3.夢中になれることをする
先ほど、特定の人のことを考える時間が増えるほどに執着してしまうとお伝えしましたが、自然に彼のことが頭に浮かばないようにするには、何か夢中になることをするのが効果的です。
このように自分が夢中になれることをすることで、彼を考える時間が減るだけでなく、あなた自身の気持ちも前向きになっていきます。
【結論】お互い好きなのに別れると未練が残る可能性大
お互い好きなのに別れた場合、その後も未練を残し続ける男性も多いです。
また、お互いに思いが断ち切れず「曖昧な関係」を続けてしまい、結果的にお互いに傷ついてしまうことも多いので、まずは「別れた原因」を解消することが復縁するには重要なポイントになると言えるでしょう。
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(※)参考文献
・斎藤 勇斎藤 勇「図解心理学用語大全」(誠文堂/新光社)